コロナ禍のミュージックコミュニケーション専攻

まだまだ先の見えないコロナ禍ですが、いま、大学の活動も社会の状況に引っ張られたり押し戻したりしながら、常に変化しています。当初、遠隔授業ばかりだったコミュニケーション専攻の授業も、教室に入れる人数に制限をかけながら、少しづつ対面型の授業を取り戻そうとしています(まだまだ少ないですけど)。

もちろん、またすぐに対面型授業が許されない状況に戻るかもしれませんが、入学式もガイダンスもまともに受けていない1年生たちに、せめてクラスメートが「実在する」ことを互いに確認する場として教室が機能すればいいと思いながら、対面と遠隔を織り交ぜた人数制限付きの授業を進めています。

いま、延期していたプロジェクトの準備も、緩やかに再始動しつつあり、その準備で少しづつ慌ただしくなりはじめました。間近なもので言えば、9月に豊中市立芸術文化センターでロビーコンサートを行いますが、感染対策に万全を期したものとするために、これまでの企画では無かったような場の設えや人の配置が必要となります。このような初めての経験に、学生も教員も学ぶことだらけです。(写真は6月末〜7月中旬の様子です)

久保田テツ(ミュージックコミュニケーション専攻 教員)