【レポート】Curtain call

2020.09.09

今回のロビーコンサートは、大阪音楽大学短期大学部ミュージカル・コースの皆さんをお招きし、数多くのミュージカルナンバーをラジオ風MCに乗せてお送りしました。

当日は小さなお子様からお年寄りまで幅広い年代の多くの方にご来場いただくことができ、ロビーコンサート史上初となる満席でのコンサートとなりました。

今回のコンサートはラジオ風コンサートということで、3つのコーナーに分けてコンサートを行いました。

1つ目のコーナーは「ミュージカル入門編!」ということで、初めてミュージカルをご覧になる方にも楽しんでいただけるよう、誰もが耳にしたことのあるようなミュージカルナンバーをお届けしましました。

2つ目のコーナーは「一人ひとりの魅力に迫る!ソロコーナー」です。このコーナーではディズニープリンセスの名曲全8曲をメドレー形式にアレンジし、出演者がそれぞれ違うプリンセスとなって美しい歌声を披露してくださいました。

最後のコーナーは「ミュージカル上級編」ということで、お芝居を交えながら「コーラスライン」という演目をお送りしました。

DAIONミュージカルオリジナル作品も披露していただき、アンコールを含め全19曲の盛りだくさんのコンサートとなりました。

 


ここからはプロジェクトチームの各担当者からのコメントを紹介します。

鶴田 晶(広報班)

広報の役割としては、主にチラシの作成・配布、SNS、映像・写真撮影を行いました。

今年は、新型コロナウイルスの影響により中止になったコンサートが多く、チラシの挟み込みが全て無くなってしまったため配布先を決めるのにとても苦戦しました。ですが、当日は満員御礼となりチラシ配りの成果が目に見えてとても嬉しかったです。

東村 光記(上演班)

実際に、初めて運営に関わり気づかされたのは今回だけに限らずライブやコンサートなど、お客様がいて初めて成り立つエンターテイメントには予期せぬ事態は想像以上に起こり得るという事です。上映班で、メンバーと事前に対策などに関する話し合いは十分に出来ていたつもりでしたが、それでもまだ至らぬ点は多々ありました。これから先、更に良いロビーコンサートを出来るよう良かった部分だけで無く改善点をしっかりと見つめ直し、成長できるよう志します。

田野 雅(舞台班)

話し合いや通し稽古の1回1回を大切にし、みんなでより良いロビーコンサートを作るために当日まで動いてきました。私は舞台監督として、進行表を作り稽古やリハーサル、当日の流れの進行をさせていただきました。悔しい思いをする事もありましたが、それ以上の経験と学びを頂きました。素敵なミュージカル・コースの出演者のみなさんとコミュニケーション専攻のみんなと、ホールのスタッフさん、見に来てくださった皆様のおかげで最高のロビーコンサートができたと思います。

 

森中 美結(制作班/MC)

私たち制作班は今回のロビーコンサートを開催するにあたり、全体のスケジュール管理、ミュージカルコースの先生方との連絡・打ち合わせや当日のMC台本作成を担当しました。制作班2人はMCを担当することになっていたので、本番当日はMCブースの確認や台本読み合わせをしました。メンバー全体に指示したり、専攻外の方達と打ち合わせをしたりと今まで経験したことないことばかりだったので拙いところもありましたが、非常に良い経験になりました。

 

2年生は初めてのロビーコンサートだったため、苦戦することも少なくありませんでしたが、たくさんの方の協力のもと、無事に本番を終えることができました。

当日はお客さんの喜んでくださる姿を見ることができて本当に嬉しかったです。

今回のコンサートを通して様々なことを学ぶことができ、それぞれが成長できる機会になったと思います。

(2020年9月9日 豊中市立文化芸術センター展示室)

文:ミュージックコミュニケーション専攻2年 宮前あかり