【1.13 Sat.】Art for Well-being Touch New/Tone~新しい音に触れる フィールドレコーディング&AIをつかった音楽作り

近年、VRやAI、振動子、ブロックチェーンなどの技術を用い、障害のある人の表現活動を支えたり、新しい表現のあり方を考える取り組みが広がっています。特に、AIに関しては、その話をニュースや新聞で見ない日がないほど話題が盛んになっています。最近では絵を描くAIや文章を書くAIなどその幅も広がり、アーティストやクリエイターたちにも新しい創作の可能性が生まれつつあります。今回のワークショップでは、そんなAIによるプラグイン「Neutone(ニュートン)」をつかった音楽づくりに挑戦します。Neutoneは音をリアルタイムで処理し、別の音にかえるプログラムです。人の話し声がヴァイオリンの音色に変わったり、水道の音がドラムの音に変わったり…。そんな不思議な音の変化を生み出します。今回のワークショップでは、大阪音楽大学の学生や障害のあるアーティストとチームになり、まずは身近にあるさまざまな物音を録音。次にそれらの音をNeutoneをつかっていろんな楽器等の音に変調させます。そして最後はその素材を組み合わせて、グループごとにオリジナルの音楽を制作します。

難しい知識やテクニックは必要ありません。周囲の環境や音に耳を澄まし、AIを通じて新しい音に出会う。そんな体験に参加してみませんか?

《開催概要》
日 時:2024年1月13日(土) 13:00〜(受付は12:30~/終了は17:00を予定)
講 師:徳井直生(アーティスト・DJ・研究者、株式会社Qosmo 代表)
定 員:10名 先着制
会 場:大阪音楽大学D号館101号室
主 催:文化庁/一般財団法人たんぽぽの家、大阪音楽大学ミュージックコミュニケーション専攻
文化庁委託事業 「令和4年度障害者等による文化芸術活動推進事業」

《タイムテーブル(予定)》
13:00~13:10 あいさつ、ワークショップの説明
13:10~13:30 イヤークリーニング~耳をひらくためのアイスブレイク
13:30~14:00 「Neutone」の紹介、体験
14:00~15:00 会場のまわりで環境音のフィールドレコーディング(録音)
15:00~16:00 録音した素材とNeutoneをつかった音楽づくり
16:00~17:00 できあがった作品の発表&ふりかえり

《参加費》
無料

《対象》
・新しいテクノロジーを使ったアート活動に関心のある人
・様々な人と協働した音楽制作に関心のある人
・障害のある人とのアート活動に関心のある人
・フィールドレコーディングやDTMに関心のある人
など

《持ち物》
・周囲の音を録音するための道具―レコーダーやスマートフォンなど
・有線のヘッドフォン、イヤフォンなど
*お持ちでない場合は事務局よりお貸出ししますので、申し込み時にお伝えください(台数には限りがあります)

《お願い・ご連絡
・今回のワークショップでは周囲にある様々な音を録音します。スマートフォンやレコーダーなど、録音ができる機器をお持ちください。また、後半のワークではみんなで音を聴き合いながら編集作業を行いますので、ヘッドフォン、イヤフォン等もお持ちください。もしなにもお持ちでない場合は簡易な機材をお貸出ししますので、申し込み時にお伝えください(台数には限りがあります)。
・ワークショップには、障害のある人とのアート活動に慣れたスタッフがサポートに入ります。車いすの方など、特にサポートが必要な方はお申し込み時にお申し付けください。
・録音は屋外で行う可能性もございます。防寒具や、動きやすい靴など、適した服装でご参加ください。

《申し込み方法》
下記のフォームからお申し込みください。
https://forms.gle/MRCqVjHHn7KJ4DCi6



大阪音楽大学ミュージックコミュニケーション専攻

─ 音楽で人と地域をつなぐ ─
大阪音楽大学ミュージックコミュニケーション専攻では、音楽で人と地域を繋ぐスペシャリストを目指します。実際の音楽イベントの企画・プロデュースを学びの場として、人々に生きた音楽を届け、地域の活力を生み出す想像力・思考力・技術を身につけています。