自分たちでオンガクをつくる・内橋和久さんワークショップ ~ 庄内つくるオンガク祭2017

庄内小学校では、8名の子ども達と、楽器や曲づくりのワークショップ。

前半の3日間は、身の回りにあるもの、ゴミとなってしまうものを使用して自分だけの楽器づくり。講師・内橋和久さんは、楽器ではない素材の音の出し方、おもしろさなどを、教えるのではなく、子どもたち自身が発見していくことに、しっかりと時間をかけていらっしゃいました。

後半は、発表会に向けての曲づくり。子ども達一人ひとりがテーマを決め、そこから連想する音を自分たちで探し出します。何度も演奏しながら曲を構成していき、時々声や動きも取り入れ、テーマを繋げて一つのストーリーを作りだし、それに沿って演奏できるような曲が出来上がりました。

譜面ではなく、内橋さんや一緒に演奏するメンバーの様子を、よく見ながら音を奏でる子ども達の真剣な眼差しが、とても印象的でした。

(2017年8月16日から18日 庄内小学校/8月23日から24日 庄内コミュニティプラザ/8月25日大阪音楽大学O号館)

文:ミュージックコミュニケーション専攻 松岡咲子(助手)