セイ!Say!☆!

8月2日(木)に京阪電車なにわ橋駅の構内地下にある大阪大学と京阪電車とNPO法人が共同で運営しているコミュ二ティスペース「アートエリアB1」にてイベントを開催しました。「ミュージックカフェ」と題されたイベントは、ミュージックコミュニケーション専攻が月に一度開催しているトークイベントです。毎回ゲストをお招きし、音楽にまつわるトークをお送りしておりますが、この日は従来のトークショーではなく、学生3名によるラジオ番組形式のトークイベントを開催しました。初めての試みでもあったため、全員が緊張して当日を迎えました。

番組のテーマは「星」。星をテーマにした曲や、歌詞に星が入っている曲などを1人ずつ紹介し、星に関する歴史や雑学についてのコーナーを展開しました。

まず初めは、フリートークと「世界の《きらきら星》と《星に願いを》を聴き比べ」コーナーからスタートしました。このコーナーでは、少し前にTwitterなどのSNSで話題になったインドの《きらきら星》をはじめ、日本、アメリカ、中国、スペインのバージョンを聴き比べし、どんな印象を受けたか、またどの国の《きらきら星》が一番面白いかなどののトークをしました。どの国もとても印象的で、一度聴くと口ずさめてしまいそうです。《星に願いを》の聴き比べでは、バンドアレンジされたものや、動画配信サイトに挙がっているハイブリッド・インストゥルメンタルバージョンなどを紹介しました。

次のコーナーでは、昔の人はどのように「星」を利用していたか、その歴史を辿るコーナーを行いました。星と星とを繋いでできる星座は、もともと種まきや刈り入れの時期を知るために使われていました。人が生きていく上で必要ものとして、当時の人たちは日常生活の中でこのような知識を身につけました。また、私たちが普段雑誌などで馴染みのある「12星座占い」はどのように始められたのか?や、神話とはどこで出来たのか?についてトークを繰り広げました。

最後は、星の雑学に関するコーナーです。このコーナーでは、日本からは一部分あるいは全く見えない星座の紹介や、星座につけられた名前の由来についてトークをしました。初めて聞くようなユニークな名前の星座が多く、なぜそのような名前が付けられたのか、トークをしていくうち、ますます興味が湧きました。

今回の内容をご存知の方より、リクエストメッセージをお寄せ頂いていたので、番組の中でご紹介させて頂きました。リクエストメッセージを送って頂いた方、ありがとうございました。

(2018年8月2日 アートエリアB1)
文:ミュージックコミュニケーション専攻 2年 米田桃香