癒しのバリ島「0泊音楽旅行」

有料公演「癒しのバリ島『0泊音楽旅行』」プロジェクトチームの各担当者にコメントをいただきました!

大塚双葉(企画立案/代表)
公演内容や舞台演出について考え、決定していきました。苦労した点は、チーム内での情報伝達や、出演者とのコミュニケーションの取り方について、最善の方法は何かを考え行動しなければならなかったことです。コンサート当日は、携わってくださった皆様のおかげで、スムーズに進行することができました。お客様にも「癒された」等のお声をいただくことができ、とてもいい経験が出来たと思います。
         
芝南々帆(制作)
私は制作班として、スケジュールやアンケートの作成および集計、司会を務める学生との連絡係を担当しました。スケジュール作成では、舞台・会計・広報などのメンバーにどのような作業があるのかを確認しつつ締切を設定、みんなが見やすい表に仕上げました。司会を務める学生とは司会原稿などの連絡のほか、本番当日に過ごしやすい環境づくりを意識して立ち回りました。本番後に行ったアンケート集計でも、見る人の目線に立って作成をしました。
         
山下ほのか(舞台)
私は舞台の他にも当日のスケジュール管理や資料作成、広報先のリストアップ等も行なっていました。
舞台では主に映像の部分を担当しましたが、映像制作は今回が初めてだったため、教授の手を借りつつ作成しました。素敵なガムラン演奏、バリ伝統舞踊をさらに盛り上げるため、バリの風景や曲のイメージを元に作った映像を舞台上のスクリーンに投影する演出をお客様にお届けする予定でしたが、出演者様との相談の結果、「舞台上で演奏や舞踊と映像が常に共演していることで、お客様がパフォーマンスに集中して鑑賞できないのではないか」という結論に至り、演奏中の映像を全て無くすことに決めました。本番1日前に決断したので、楽しみにして下さった方がいたにも関わらず、実現できなかったことを悔しく思います。その代わりに今からでも満足していただけるような演出を考えた結果、入口からホールに入るまでの短い距離でもバリの雰囲気を味わってほしいと思い、ロビーでインドネシアのお香を焚き、プロジェクターで壁にバリの風景などの映像を映しました。また、客席内でも開場中・休憩中・終演後の際に舞台上のスクリーンに映像を投影し、環境音を流すことで、癒しの空間を作り上げました。今回の経験はハプニングが起こった際にどのように対処するかを考える良い経験になりました。また、チームで動くという難しさを改めて実感しました。
         
菅彩乃(広報)
広報範囲を大阪府に限定してしまったり、「未就学児入場可のコンサート」というワードにとらわれすぎていたことが原因で、用意していたフライヤーを余らせてしまう結果となりました。一方で、フライヤーを配布した幼稚園くらいのお子様を連れたお客様が来場して下さり、達成感がありました。
         
上山和奏(会計)
(会計のほか、)プログラム作成をしました。Illustratorというソフトを使ったのが初めてだったため苦労しました。特に、文字の形や大きさを1つずつ変える所や、色合いを考える所が難しかったです。チームの人たちにIllustratorの操作方法を教わったり、デザインについて相談しながら、なんとか完成させることができました。
         
松倉佑衣(票券)
イベントの雰囲気に合うアジア系の雑貨屋さんや飲食店を調べて、チラシを置いていただけないか、チケットを取り扱っていただけないか交渉しに行きました。その際、イベントの企画や内容以上に学生の活動に理解を持ってもらうことから始めないといけない事が分かり、とても大変でした。断られることも多かったですが、その場にいたお客さんと直接お話しできることができて良い経験になりました。

【癒しのガムラン「0泊音楽旅行」】

演奏:ギータ・クンチャナ
舞踊:シダ・シディ プスパ・クンチャナ

■ミュージックコミュニケーション専攻3年
企画立案/代表:大塚双葉
制作:芝南々帆
演出:堺みのり
舞台:山下ほのか
広報:菅彩乃
宣伝:梶本大雅
会計:上山和奏
票券:松倉佑衣