TAP たっぷり タップダンス!

1月24日18時から豊中市立文化芸術センター小ホールにて、「TAPたっぷりタップダンス!」公演を開催しました。

第一部ではクラシック、ジャズ、ヒューマンビートボックス×タップダンスという“異色のコラボレーション”を、休憩を挟んだ第二部では来場者の皆様に参加していただくタップダンスの体験コーナーを行いました。
          
昨年までは、豊中市立文化芸術センターの多目的室や大ホールロビーで無料のロビーコンサートを企画していたのですが、3年生で初めて小ホールでの有料コンサートを企画することになりました。
そこで考えたのは、タップダンスのコンサート。会場である小ホールは、反響が大きいことや建物の雰囲気がとてもカッコよく、私がタップダンスに抱いていたシックなイメージがぴったりなのではないかと考えました。
          
企画コンペの審査員の方や先生方からは、タップダンス以外の部分で内容を盛り込みすぎであることや、ステージをどう展開させていくのかという指摘を受け、その課題をクリアしていくのには非常に時間がかかりました。過去のタップダンスの公演について調べ、内容は盛り込んだまま、イメージを統一する形で、出演者の方々と細かく打ち合わせをしながら進めました。
         
また、チーム内ではロビーコンサートでの反省から、それぞれの担当の進捗状況を頻繁に質問・報告するよう心掛け、滞っていればその場にいるメンバーで一緒に作業を進めるようにしていました。当日の動きについても事前にメンバー全員での情報共有ができていたため、担当の仕事以外の所を手伝うこともできました。
       
昨年の夏頃に企画してから約半年間、やっと実現できたコンサート。「オープニングからフィナーレまで、極上のエンターテイメントでした。」や「楽しかった~!」と言いながら帰っていく皆様の笑顔を目の当たりにして、企画してよかったと心の底から思いました。
            

文:ミュージックコミュニケーション専攻 3年 巽美寿紀

【TAP たっぷり タップダンス!】

タップダンス:市丸華奈子 井上愉佳子 大矢美千穂 福山隆志 細川慶太良
ピアノ:関谷友加里(大阪音楽大学講師)
サクソフォーン:高橋知道(大阪音楽大学講師)
ヒューマンビートボックス:SO-SO(ミュージッククリエーション専攻2年)

■ミュージックコミュニケーション専攻3年
企画立案/代表:巽美寿紀
企画立案:吉川さくら
舞台監督:下村祐仁
舞台:米田桃香
フライヤー・プログラム製作:星野頼子
広報:下田朋香
票券/会計:高津地世