京都を拠点に人間味のある機械的な音楽をスリーピースバンドの形態で演奏する「空間現代」を迎え、豊中市南部地域の小学生3人と音楽創作ワークショップを行いました。ゲームのように音楽を作るということが今回の空間現代のテーマ。
参加者だけがわかるサインやルールを作り、秩序のある自由さを創っていきます。2文字、3文字、4文字の単語一字に一音あてはめることによって、難しいリズムでも比較的簡単に作ることができたり、覚えられたりするようです。できあがった楽曲は、ドレミパイプやドラム、ベース等の楽器を使い、歌詞やメロディのないリズム主体の音楽。参加者は、全員が楽器経験者でその場ですぐに楽譜にしたり、使用する音を決めたりと、空間現代の想定をはるかに超える子どもたちでした。そのため、空間現代は、どうやってワークショップを進めればいいか毎日反省会をしていたそうです。
(2017年8月19日から25日 大阪音楽大学D号館101教室)
文:ミュージックコミュニケーション専攻 2年 山手健人
タグ: ワークショップ